千葉神社
《北斗山金剛授寺尊光院》

千葉氏がつくった
まちを訪ねて8
奥州相馬氏を訪ねて

平成19年11月17日(土)
〜11月18日(日)

 

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顕彰会事務局

 

 

中村城大手先門

 千葉氏顕彰会では「千葉氏がつくったまちを訪ねて」をテーマに記念講演会のテーマと連携して視察研修の旅行を毎年企画しております。

 昨年は相馬氏をテーマに6月の慰霊祭・講演会では「相馬氏と将門伝承」と題し、東北福祉大学教授の岡田清一先生に講演していただき、7月の日帰り研修では「下総相馬氏」をテーマに、千葉県柏市、我孫子市、茨城県守谷市の相馬氏と平将門ゆかりの地を訪ねてまいりました。

小高城

 相馬氏は千葉介常胤の子・師常が下総国相馬郡を本拠として相馬氏を称したことに始まります。初代の師常は、父・常胤が奥州合戦の勲功に賜った陸奥国行方郡などを譲られ、子孫の相馬重胤が鎌倉時代末期に奥州に下向して奥州相馬氏となりました。また、下総国相馬郡に残った一族は下総相馬氏として発展し、相馬氏は奥州と下総に分かれました。

 奥州相馬氏は南北朝期には北朝方(足利尊氏方)として活躍し、戦国期には伊達氏と抗争を繰り広げております。また、天正18(1590)年の小田原の役では奥州よりはるばる参戦して所領を安堵され、江戸時代には中村藩主家として明治時代まで連綿と続きました。

 相馬氏は将門伝説とも深い関係がありますが、南相馬市博物館の企画展「将門伝説〜相馬と周辺地域〜」の開催期間中にも合わせましたので、将門ファンにも興味ある充実した内容となっております。ぜひ、多数のご参加をお待ちしております。

日 付 平成19年11月17日(土) 〜11月18日(日) :1泊2日 
集合場所 千葉NTT前
集合時間

午前7時30分【時間厳守!】 

会 費

会員: 40,000円 非会員:45,000円
※宿泊・昼食代2回・施設入場料金などを含む

申込先 ●千葉氏顕彰会事務局
顕彰会事務局メールアドレス
(送信の際には「@」を半角の「@」に変更してお送りください)
締切日

定員40名(定員になり次第締め切ります)

日 程
【第1日】
千葉NTT前発━━常磐自動車道━━━━━━━━━歓喜寺━━┓
                             ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┗中村城址、中村神社━━宿泊(ホテル飛天
 
【第2日】
ホテル発━南相馬市博物館━太田神社━金性寺━初発神社(岡田館)┓
                               ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┗小高城址、小高神社━━常磐自動車道━━━千葉NTT前(解散)

●主な訪問先
 

歓喜寺

相馬城下の相馬家祈願寺。相馬三妙見の一。藩公子の名前は男女ともこの寺院で撰ばれた。所蔵の「下総国千葉郷妙見大縁起絵巻」が著名。現在地は明治期に移転したもので、かつての寺地は住宅地になっている。大きな木が残っているが、当時のものか。
 

中村城址
相馬神社
中村神社

相馬中村藩の本城。城内には妙見神社(中村神社。相馬三妙見の一)が鎮座する。また、本丸跡には明治時代には相馬師常らを祀った相馬神社が建立された。
  

太田神社

相馬氏が奥州に下向した際にはじめに落ち着いた地とされる。相馬三妙見の一社。

金性寺

小高城下にある相馬盛胤夫人・懸田御前の菩提を祀った寺。相馬三妙見の一。

岡田館

相馬家御一家筆頭の岡田氏が下総から移り住んだ館跡。当時の遺構が残った数少ない史跡。内部は初発神社(妙見神社)である。中村藩岡田家最後の当主・岡田監物泰胤が寄進した鑓が残っている。

小高城址
小高神社

南北朝以来の相馬家居城。北畠顕家の小高城攻めによる相馬光胤一党玉砕は相馬家最大の悲劇である。城内には小高神社が祀られている。相馬三妙見の一社。
 


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