千葉神社
《北斗山金剛授寺尊光院》

初夏の北総路
平成17年6月18日(土)
8:30〜19:00
東庄・小見川に
東氏の遺跡を巡る

 

 ■千葉氏顕彰会とは
 ■千葉氏顕彰会の関連書籍
 ■顕彰会事務局

 

 

初夏の北総路を訪ねる
〜東庄・小見川に東氏の遺跡を巡る〜
 

東大社

 千葉氏顕彰会、絵巻購読会共催の日帰り研修旅行は紫陽花、あやめの季節に移し、千葉介常胤六男・東六郎大夫胤頼の遺跡を中心に東庄、小見川方面を訪ねます。

 今年は古今和歌集の成立から1,100年、新古今和歌集の成立から800年に当たるとされ、講演会でも東氏の一族をテーマとしましたが、今回は東氏の始祖・胤頼の所領地、旧木内庄、橘(立花)庄、三崎庄の区域を巡ります。

 また、秋には胤頼の孫、東中務丞胤行(東素暹)が承久(しょうきゅう)の乱[1221年]の功績で獲得したといわれる美濃国郡上郡山田庄(現郡上市大和町)を中心に、美濃東氏の遺跡を巡る計画がありますので、そちらも多数のご参加をお待ちしております。

日 付 平成17年6月18日(土) 
集合場所 千葉駅NTT前(地図はこちら 
集合時間 午前8時00分【時間厳守!】 
旅費等 8,000〜9,000円(参加人員により変動があります)
※費用は当日徴収しますが、申し込みは5月30日(〆切)までにおこなってください。
申込先 ●今澤茂夫(事務局長)
顕彰会事務局メールアドレス
締切日 5月30日(月)
※ただし、お申し込みが定員[40名]になりました場合は、〆切前でも締め切らせていただきます。
日 程
(時間は概算です。当日の天気・道路事情により変更になる場合があります)
千葉NTT前━千葉北IC━【 東関道】━佐原香取IC━━東庄公民館┓
8:30    8:50         9:30    10:40 ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┗東大社━━━大友城址遠望━昼食(小見川)━━━━樹林寺━━━━┓
 11:30        12:00〜13:00 13:45   ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┗芳泰寺━━━森山城址遠望━━小見川城址公園━━━━━側高神社━┓
 13:45 15:00    15:30〜16:00  16:30 ┃
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┗佐原香取IC━━千葉北IC━━千葉NTT前
 17:30    18:30  19:00

●主な訪問先
 

1.東庄公民館

下総東氏の子孫・東保胤家に伝わる妙見菩薩像(東庄町指定文化財)の現像を東庄町のご配慮で拝観させていただきます。複製は郷土資料館(千葉の亥鼻城址公園)に展示されています。

2.東大社

東庄の守護神。祭神は玉依姫。景行天皇の東国巡幸の際に海路守護を祈願して勧請したと伝えられます。王子大明神―応神権現(応神天皇)⇒王子からの転訛―ともよばれ、八幡信仰(八幡神は応神天皇と同一視)に関わりを持つといわれています。

3.樹林寺

千葉氏の祖といわれる平良文ゆかりの夕顔観音を祀る良文伝説の残る寺院。古くは現在の小見川町千堂ヶ谷にありましたが、千葉介常重の代に現在地に移され、常重の孫・東六郎大夫胤頼が東庄森山城に入ると、東氏の祈願寺とされたと伝わります。現在は臨済宗建長寺派の禅宗寺院。境内の紫陽花が美しいお寺です。

4.芳泰寺

通性山真性院芳泰寺。東六郎胤頼夫妻の墓所がある東氏の菩提寺です。曹洞宗の禅宗寺院です。このお寺は「法(ほう)」という魚の鰐口が掲げられています。寺院でたたかれる木魚はもともとこの「法」という魚が由来であるようです。法は大変においしい中国の魚で、あまりにおいしいため、魅入られないよう、法事をおろそかにしないようにという戒めという意味で敲くのだそうです。

5.小見川城址公園

中世の小見川城址。平安時代末期に千葉氏の支流、粟飯原朝秀が築城したと伝えられ、安土桃山時代まで粟飯原氏の居城でした。また、古代から人の居住した形跡もあり、古墳時代の出土品も発見されているそうです。

6.側高神社

香取神宮第一摂社。神武天皇十八年創建と伝えられています。祭神は側高神とされますが、多くの神々を祀る説もあり、また「祭神は秘して語らず」ともいわれますので、要は明らかではありません。機関紙『千葉の燈』3,4号(6月発刊予定)所載「ソバタカ神考」で大川義行氏が詳細な検証をされておられますので御覧ください。


千葉氏の一族へ千葉氏顕彰会このページの先頭へ

Copyright©1997-2002 S-Shibata. All rights reserved
当サイトの内容(文章・写真・画像等)の一部または全部を、無断で使用・転載することを固く禁止いたします。