千葉氏のグルメ
国立歴史民俗博物館教授・准教授の監修のもと、諸文献、絵巻・屏風等の絵画資料等から中世の饗宴の献立を考察し、房総の食材を考慮して八街市の料亭「今ぜき」さんとともに、千葉介常胤が源頼朝に献じた祝膳を再現しました。
世界文化遺産に登録された「和食」について、その原点とされる「本膳料理」は、禅宗の「精進料理」から発展したものと考えられています。中世の食事を再現することは、仏教が日本文化にいかに深く関わってきたかを再認識することに繋がります。また、中世の食事はいわば「地産地消」であり、中世千葉氏の食膳を復原することは、房総の食材の豊かさを再認識することにもつながります。
このたび、5月24日(土)、25日(日)の二日間、各日十名様限定となりますが、再現された中世祝膳をお召し上がりいただけます。ご希望の方は、下記連絡先までご連絡ください(終了しました)。
*試食会は、山武市内社寺特別公開にともなう「中世の饗膳」関連イベントです。希望者に各寺院(三寺程度)で予約制で行います。
■「中世の饗膳」 献立(一汁、五菜) …三の膳
一、 | (生物)鯉洗い |
一、 | (生物)鯛、あおりイカ湯引気、さざえ |
一、 | 猪干し肉、鯨干し肉、鱸焼き物 |
一、 | 蒸しあわび、煮あなご、赤貝湯引き黄身味噌、きんこ膾 |
一、 | (煮物)鰹なまり、大和芋、椎茸、せり |
菓子 | 芋饅頭 |
御飯 | 三分搗き |
汁 | 蛤汁 |
■千葉氏のグルメ「中世の饗膳」
日にち | 平成25年5月24日、25日(終了しました) |
時間 | 11:45 |
場所 | 宝聚寺客殿参集 千葉県山武市川崎84 |
参加費 | 3,500円 |
参加方法 | 事前予約(5日前まで) 宝聚寺HP |