千葉氏顕彰会は、その歴史を学ぶにとどまらず、千葉の基礎を築いた千葉氏の功績を称え、広く知らしめていくことが大切だと考えております。
今年は千葉開府888年の記念すべき年でもあり、慰霊祭に多くの方々の出席を期待しております。また、午後に行われます講演会にもご参加ください。
日にち | 平成26年5月31日(土)※雨天決行 |
時間 | 11:00~11:30(受付10:30~) |
場所 | 亥鼻公園 千葉開府800年記念碑前 千葉市中央区亥鼻1-6-1 |
料金 | 無料 |
参加方法 | 自由参加 |
慰霊祭の後、場所を県の文化会館賢聖堂に移しまして、講演会を行います。参加費無料です。
古代上総国府周辺にある市原市稲荷台遺跡は、「王賜」銘鉄剣が出土した遺跡で、その遺跡内の古墳群のうちの七基が北斗七星の形(裏返り)に存在し、古墳は奈良時代に地上に降臨した北斗七星とみなされ、平安時代にかけて北斗信仰にかかわる祭祀が繰り返し行われたと推測できる遺構・遺物が発見されました。その北斗祭祀と国分寺、国分尼寺との関係ほか、祭祀にかかわった時期の上総介と陰陽道など、初めて発表される内容です。
千葉市緑区の平山東光院秘仏、(伝)七星七仏薬師は同一時期の作なのか、中尊は平安時代中期のものか鎌倉期のものか。また像自体が七仏薬師なのか否か。上総国府の北斗七星祭祀は七仏薬師信仰と習合したものか否か。そして、星信仰(北斗北辰信仰)と薬師信仰(七仏薬師)の習合はいつまで遡るのか。上総介忠常と平山東光院は結びつくのか。こうした疑問に仏像の造りや作風、経典等を用いて答えます。
★総会および講演会に関するお問い合わせは、千葉氏顕彰会事務局までお寄せください。