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千葉神社
《北斗山金剛授寺尊光院》

 

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顕彰会
 ▲慰霊祭('04.6月)

 

 千葉氏顕彰会では郷土・千葉の先人千葉介常胤および全国各地に移住して、千葉の文化・都市づくりに貢献した千葉一族の鎮魂と功績の再認識を目的として、一族の慰霊祭および講演会と関連地域間交流を行ってまいりました。

 今年は千葉氏をめぐる民間伝承をテーマにいたしましたが、その一環として『伝承と文学と史実』と題し、源頼朝の鎌倉幕府創設に関わる千葉氏伝承について、国立歴史民俗学物観名誉教授、福田豊彦氏にご講演をいただきます。このほど「千葉県史中世通史編」の編纂を終えられ、新たに得られた知見も加味した興味深いお話が期待されます。

 第2部では、仏教美術にご造詣の深い芝山仁王尊観音教寺副住職、濱名徳順氏の『北総の名刹巡礼』出版を記念して千葉氏の伝承を伝える寺院についてのご講演をいただきます。

 終了後、濱名徳順氏を囲み『北総の名刹巡礼』出版記念会を開催いたしますので、ご多忙のところ恐縮に存じますが、あわせて皆さま多数のご参加をお待ち申し上げております。

 千葉氏は桓武天皇の子孫、平良文を始祖とした武士団である。この武士団は、千葉介常重が大治元年、大椎より千葉に本拠地を移したことに始まる。常重の子、常胤は、治承4年、源頼朝が石橋山の戦いに敗れて安房に逃れてくると、真っ先に参入を果たし、源平合戦、奥州合戦にも参加して鎌倉幕府の創設に大きく貢献した。その結果、千葉氏は上総、下総をはじめ東北地方から南九州にいたる全国に二十余か所といわれる広大な所領を獲得し、鎌倉幕府屈指の大豪族に成長した。

 千葉氏はその後、鎌倉時代前期に上総千葉氏と下総千葉氏に大きく分裂し、一族の主流にあった上総千葉氏が宝治合戦で滅ぶと、下総千葉氏は一族を統合して強力な武士団を作り上げた。そのとき作られたのが『源平闘諍録』に取り込まれた妙見説話であった。

 今回の千葉氏顕彰会の定例講演会では、この妙見説話のひとつである「千田合戦(結城合戦)」の成立に関して国立歴史民俗博物館名誉教授の福田豊彦氏に講演していただき、北総の古刹巡礼について観音教寺副住職の濱名徳順氏に講演していただく。

第1部

『源平闘諍録』第五の「千田合戦説話」の成立をめぐって(福田豊彦氏)

 ▲福田豊彦氏

第2部

千葉氏が造った仏像−とりわけ北総に関係したもの−(濱名徳順氏)

 ▲濱名徳順氏

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●千葉氏顕彰会 慰霊祭'07および講演会●

日 付 成19年6月9日(土) ☆終了しました☆
募 集

●慰霊祭:猪鼻城址公園「葉開府800年記念碑前」にて行われます。
●講演会:千葉市美術館講堂(11F)。参加料は無料です。資料ご希望の方は実費をいただき配布する予定です。定員は150名です。

会 場

●慰霊祭:亥鼻公園(http://www.kankou.city.chiba.jp/sisetsu/18.html
●講演会:千葉市美術館(http://www.city.chiba.jp/art/

開 場
開 演

●慰霊祭:10:30〜11:00(受付:10:00)
●講演会:13:30〜16:45(受付:13:00)

料 金 無料資料ご希望の方には実費領布の予定です)
内 容 第1部(13:30〜15:00)『源平闘諍録』第五の「千田合戦説話」の
           成立をめぐって
           ●講師:福田豊彦氏
(国立歴史民俗博物館名誉教授)
                       
第2部(15:45〜16:45) 千葉氏が造った仏像
           −とりわけ北総に関係したもの−
           ●講師:濱名徳順氏
(芝山観音教寺副住職・宝聚寺住職)
●出版記念会 17:30〜19:30 レストランかぼちゃわいん(美術館11F)
             (会費 5,000円)

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